ニブンノニ代表 水流創一朗
2026.08.22AI導入の実務

水流創一朗とは|自社でAI社員を毎日動かす代表の実践記録

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水流創一朗とは|自社でAI社員を毎日動かす代表の実践記録

AI導入を誰に頼むか迷って、名前で検索してこのページに来た方が多いと思います。実績のページや料金表を見ても、その人が本当にAIを毎日使っているかまでは分かりません。私が水流創一朗です。ここでは自己紹介と一緒に、自分の会社でAIをどう働かせているかを、うまくいかなかった部分も含めて書きます。

何をしている人か

福岡を中心に、全国オンラインで法人向けのAI導入支援とAI顧問、生成AI研修をしています。屋号はニブンノニ。お客さまは、社長と少人数の社員で回している規模の会社が中心です。

立ち位置は少し変わっているかもしれません。使い方を教えるだけの講師ではありませんし、ツールを売る代理店でもない。自分の会社で毎日働かせているAI社員を、お客さまの業務に合わせて作り直してお渡ししています。手元で動いているものを分ける、という感覚に近いです。

2026年8月には、全8ツールを120分で扱う社内AI研修を実施しました。

自分の会社を実験台にしている

いま、私の会社では12役割のAI社員に仕事を任せています。定義まで終わっているものを数えると28役割。秘書、経理、レポート担当、業界の情報を集める係。役割ごとに仕事の範囲と手順を決めて動かしています。

なぜ自社で先に動かすのか。理由は単純で、動かないものを売りたくないからです。設定の落とし穴も、続かなくなる原因も、自分で踏まないと分かりません。人に渡す前に、まず自分の会社で壊してみる。この順番だけは崩さないようにしています。考え方はAI社員のページにまとめました。

自社を点検したら、穴が4つ出てきた

ある日、AIに自社の状態を点検させました。成果を自慢する話ではありません。出てきたのは、ほとんどが私の抜けでした。

何をしたか出てきたもの
AI秘書を自分のメールに付けた初日に、10日間埋もれていた依頼を検知(受信25通のうち人からのメールは1通)
請求まわりを見させた未請求アラートが、請求漏れ64,000円を検知
計算ミスを1件指摘したAIが総点検して、似た穴を4つ発見
経理を7ヶ月分まとめて処理した仕訳172本を記帳し切り、黒字転換が見えた

10日間、依頼に気づいていませんでした。64,000円は、誰も指摘しなければそのまま消えていたお金です。計算ミスのほうも、言われるまで自分では分かっていません。

こういうことを書くと信用を落としそうですが、私は逆だと思っています。中小企業で起きている取りこぼしは、たいてい能力の問題ではありません。人の目が届く量を超えているだけです。だから見張り役を置く。私が自分に置いたのと同じものを、お客さまの業務に合わせて作り直します。

お客さまのところで動いているもの

自社だけの話にならないよう、外で動いているものも書いておきます。Instagramの投稿は、作成から投稿まで5分で回るようにしました。経営ダッシュボードは先方の環境で稼働中です。会議の議事録も自動で残るようにしています。

お金と送信と削除は、人が握る

AIを入れるときに、私が絶対に崩さない線が3つあります。

  • お金が動くこと
  • 外に出る送信
  • 消すこと

この3つは必ず人がボタンを押します。AIがやるのは、下書きと提案と検知まで。請求漏れを見つけるところまではAI、実際に請求書を出すのは人。メールの返信案を作るのはAI、送信するのは人。この線を引いておくと、事故が起きても被害が小さく収まります。

「勝手に全部やってくれる状態」を目指すと、たいてい途中で怖くなって止まります。止まらない形にしておくほうが、結果として長く使えるはずです。

相談を受けるときの流れ

進め方は3段階です。まず業務棚卸しで、どこに時間が消えているかを洗い出します。次にAI構築支援で、業務1つずつ実際に動く形まで持っていく。その後、月額のAI顧問で運用を続けます。顧問は最低3ヶ月からです。

顧問では、毎日のAI業界レーダー、毎週の数字レポート、毎月のAI経営会議と月次レポートをお出しします。運用の改善は随時、業務棚卸しの更新も定期的に行います。中身はAI顧問のページに詳しく書きました。

費用のことも書いておきます。大手コンサルは、日本語の公式サイトに料金を出していません。小規模のAI顧問には料金を公開している会社があるので、そちらは調べて比べられます。私の顧問料は月10万円から、最低3ヶ月です。同時に進める構築は2〜3件までにしています。抱えすぎると、どれも中途半端になるからです。

まとめ

私は、自分の会社で毎日AIを動かしている人間です。12役割に仕事を任せていて、その過程で自分の請求漏れも見落としも表に出てきました。きれいな成功談より、そちらのほうが役に立つと思って書いています。

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